#podcast #lennys_podcast
https://www.youtube.com/watch?v=h-KVGHoQ_98
[[Empowered]] などで有名な Marty Cagan さんの回
[[Empowered Product Teams]] などのブログでも有名
## メモ
約1時間と長いが最初から最後までめちゃくちゃ示唆に富んでいるのでぜひ聞くことをおすすめしたいがここではプロダクトチームが成功するために PdM が責任を持つべきことなどに触れた部分だけを整理している
### プロジェクトマネージャーが専門性を持つべき領域
[[Empowered Product Teams]] でも出てくるようにプロダクトには常に以下の4つのリスク (≒ 不確実性) が存在する
- Value risk (will people buy it, or choose to use it?)
- Usability risk (can users figure out how to use it?)
- Feasibility risk (can we build it with the time, skills, and technology we have?)
- Business Viability risk (will this solution work for the various dimensions of our business?)
このうち Feasibility はエンジニアが、Usability はデザイナーが持つべき箇所であるが、あるプロダクトが Valuable かつ Viable はプロダクトマネージャーが担当するべきリスクである。
### プロジェクトマネージャーがチームに貢献すべき4つの専門知識
プロジェクトマネージャーが真のプロダクトチームで活躍するためには、以下の4つの分野で専門家となる必要があります
1. ユーザーと顧客の理解
- ユーザーや顧客に関する専門家として、彼らが何を必要としているかを深く理解する
2. データの分析
- 製品がどのように使われているか、販売データ、ユーザー分析など、製品の使用状況に関するデータに精通する
3. ビジネスの理解
- マーケティング、販売、収益化、法規制、プライバシー、セキュリティなど、ビジネスのあらゆる側面を理解し、ステークホルダーからの信頼を得る
- 特にビジネスそのものというよりもビジネスがどう提供されているのか
4. 競合状況と業界トレンドの把握
- 業界の動向、競合製品、トレンドを把握する
これらの知識は、エンジニアやデザイナーが持っていないものであり、チームが最適なソリューションを導き出すために不可欠です
### プロジェクトマネージャーにとっての「聖域」
プロジェクトマネージャーの仕事が増えてきて例えば Product Ops などで支援やエンパワーすること自体は否定しないが3つの聖域を渡してはならない
これらはプロジェクトマネージャーが直接、関わる必要がある
1. 顧客への直接アクセス
- 顧客成功チームや営業チームなどがプロジェクトマネージャーと顧客の間に入り込むべきではありません
- プロジェクトマネージャーは自身の顧客と直接対話し、理解する必要があります
2. エンジニアへの直接アクセス
- 日々エンジニアと協力して問題解決に取り組むことが不可欠です。プロダクトオーナーやプロジェクトマネージャーが開発者との間に立つことは、イノベーションを阻害します
3. ステークホルダーへの直接アクセス
- ビジネスに貢献するソリューションを作るためには、ステークホルダーのニーズを直接理解し、ビジネス上の制約や目標を把握することが重要です